たった2日でわかるLinuxを読み終わりました。
何書いてあるか全然見えませんが、
1冊をまとめたマインドマップはこのようになりました。
読む前と読んだ後
この本を読む前の状態ですが、
・ディレクトリ移動、vi使って書き込み、ファイルコピー、削除などの操作は知ってた
・手順書を読んでリリース作業を何回かやったことあり
・他はよくわからない
って感じでした。
読んだ後は
・パーミッションの付与/削除
・ファイルの圧縮/展開
・プロセス、システムの監視
・/etc/passwdなどの設定ファイルの場所がわかるようになる
・ドキュメントルートにhtmlを配置し、Apacheを使ってwebページ閲覧をする
などができるようになりました。
まとめ方が雑なんですっかすかに見えますが
例えばパーミッションの章では
lsで表示した一覧の情報の読み方や
プロセスの章ではプロセスの読み方、プロセス制御
ユーザー管理の章では
ユーザーには固有のID(UID)が割り当てられるぞ、
Linuxではグループに所属しないといけないぞ、
ユーザーが作成されたらそのユーザー名でグループが
1つ出来るぞ、
などを学びました。
読んでて特に印象に残ったもの
cpコマンドのオプション-p
コピーコマンドにオプションpをつけないと
コピーして作成したファイルの所有者はcpコマンド実行者、
タイムスタンプは実行した時刻になることを知りました。
suで切り替えるかsu -で切り替えるか
suに-をつけないでユーザーを切り替えると環境変数を引き継ぐ
suに-をつけてユーザーを切り替えると環境変数を引き継がない
後者だとカレントディレクトリを移動せずに
切り替えられるのでその後すぐ作業できて楽だが
他ユーザーをrootユーザーが引き継いだ場合は
rootユーザーでの操作に悪影響が出る可能性があるようなので注意。
シェルって何
ユーザーとLinuxの間を仲介しているプログラム
コマンドの正体もプログラムで
例えばlsコマンドはlsと名前のつけられた実行ファイル
ssh接続で最初にログインすると出る警告の正体
ssh接続をすると初回ログイン時に
下記のような謎文章が表示される
f4:59:f5:57:84:86:09:53:b8:32:78:30:35:e1:13:d2.
これはサーバーごとに異なるフィンガープリントというもので
この値を予めサーバー管理者から教えてもらっておくことで
正しいサーバーに接続したのかが確認できるもの。
「ll」でls -lが実行されるのはエイリアスのおかげ
llでls -lが実行できるのはエイリアスで設定されているからだった。
また、lsコマンドでファイルに色がつくのも
エイリアスで設定されているからだった。
便利だなエイリアス
雑感
ちょっとした操作はかじりで知ってたけど
その他は知らなかったので
この本で一度ちゃんとしたLinuxの知識を
学べてよかったなと思ってます。
次はちょっと難しそうなのですが
「試して理解 Linuxのしくみ」を読む予定です。