※この記事で紹介しているのは
LOD1(色なしの箱型)のモデルの読み込みのみです。
LOD2(テクスチャ付き)のモデルは
読み込めませんでした。
国土交通省が主導して進めている
プロジェクト「PLATEAU」から
東京23区の3D都市モデルが
公開されたいうことを知りました。
ありがたいことにこの3D都市モデルは
商用利用も含めて無償で使わせてくれる
そうなのでUnityに入れてみたいと思います。
3Dモデルのダウンロード
3Dモデルが公開されているページはこちら
Unityで扱うにはFBX形式が良いと思うので
FBX形式のページに行きます。
ページに飛ぶとたくさんの連番のファイル名の
データがあるのですが
これだとどれを取ればいいのかわかりませんね。
まず「東京都23区構築範囲図」というのを
見てみましょう。
構築範囲図を開いてみると、
何番のファイルがどこの区に対応しているかが
わかります。
秋葉原の3Dモデルを使ってみたいので
台東区が含まれている
533946のファイルをダウンロードしてみました。
ファイルの解凍
ダウンロードしたファイルを解凍してみると
4つの圧縮されたフォルダが出てきました。
この中から「LOD1」を解凍します。
マニュアルとLearningページを
見てみての予想ですが
LOD1には箱型のモデル、
LOD2には屋根付きのモデル、
DEMには標高のデータ?が入ってるのではないかと。
bridはわかりません。
ファイルをUnityに読み込ませる
3Dモデルをダウンロードしたページに戻り、
今度は東京都23区構築範囲拡大図を見ます。
1/4とか2/4とかなっているやつです。
これを見て自分が使いたい箇所の3Dモデルを
選びましょう。
ここでなにも考えず全部入れようとするとこうなって
インポートが終わらなくなります。
LOD1はこんな感じでした。
予想通り箱型ですね。
LOD2を入れようとしたが失敗
入れてみようとしたのですが
デカすぎてインポートに時間がかかり、
断念しました。
Twitterで検索してみたらやっぱりLOD2は
読み込めないとのツイートを見つける。
読み込めても重くてなにかするにはきつそう。
LOD2を入れるために模索して見つけたこと
誰かできる人が居るかもしれないので
一応記載しておきます。
マニュアルが置いてあるページ に
「3D都市モデルのデータ変換マニュアル」が
あります。このマニュアルの
「建物データのサーフェスのマージ」を
行うと読み込みが軽くなるかも・・・?
しかし、このマニュアルに書いてあることを
行うには有料ライセンスの
FMEというデータ変換エンジンソフトが
必要です。
この他になにかやり方見つけたら追記します。
【追記】LOD2の軽量化
軽量化するプログラムを作られた方が
いらっしゃいました。
こちらで紹介されています。